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尾形光琳メイン画像

尾形光琳(おがた こうりん)

1658年-1716年

私共は、美術品業界で50年以上の間で豊富な経験と確かな実績を積み重ねてまいりました。
現在も、数多くの尾形光琳(おがた こうりん)作品の査定および買取をさせて頂いており、これからもお客様より信頼される鑑定人集団でありたいと考えております。
東京美術商協同組合にも加盟しておりますので、初めての方でも安心してご利用いただけます。
お気軽にご相談ください。

お知らせ 2025年5月3日 ゴールデンウィーク休業日のお知らせ

尾形光琳はすべての商品が我楽洞では高額買取対象です

尾形光琳(おがたこうりん)は、江戸時代中期を代表する絵師・工芸家で、琳派を大成させた重要人物です。俵屋宗達の流れを受け継ぎ、装飾的で洗練された美意識を確立。『燕子花図屏風』『紅白梅図屏風』などの傑作を残し、漆芸や着物の意匠など多彩な分野でも活躍しました。真筆の作品は極めて少なく、国内外で高く評価され、高額買取の対象となっています。
我楽洞では、尾形光琳の作品を幅広く買取しています。正確な査定を行い、適正な価格で買取しておりますので、初めての方でも安心してご依頼いただけます。尾形光琳の買取はぜひ、我楽洞にお任せください。

尾形光琳の代表作品

  • 燕子花図屏風
    燕子花図屏風
  • 紅白梅図屏風
    紅白梅図屏風

尾形光琳作品の高額査定ポイント

代表的な琳派様式が見られる作品は高額査定

大胆な構図、装飾性の高いモチーフ、金箔地など琳派らしい特徴が強く出ている作品は評価が高い傾向。特に「燕子花」「紅白梅」「波」「花鳥」など光琳らしさのある作品は人気です。

査定を左右する保存状態

尾形光琳の作品は、劣化や損傷の有無が査定に大きく影響します。金地の剥がれやシミ、カビなどがあると減点の対象となりますが、保存状態が良好であれば高く評価されます。

蒔絵・屏風・漆器など工芸作品

尾形光琳は絵画だけでなく、蒔絵や屏風、漆器といった工芸分野にも優れた作品を多数残しています。意匠の美しさと高度な技術が両立した作品は、美術館級の評価を受けることもあり、高額査定の対象となります。

古美術・骨董品高額査定のポイント

刀剣、古銭、根付、仏像などの古美術は、いつの時代に作られたものか、希少性が高いものか、有名な作家が制作したものか、などが大きく影響します。また古美術の業界、市場での相場も考慮され、それに加え保存状態の良し悪しによって査定額が決まります。仏像に関していえば、比較的高価で買取できるケースが増えています。

買取できる品目

尾形光琳の古美術・骨董買取に関してよくあるご質問

保存状態が悪くても査定してもらえますか?

はい、シミや汚れ、傷みがある作品でも査定可能です。特に尾形光琳のような歴史的価値のある作家の作品は、多少の劣化があっても価値が認められる場合があります。まずはお気軽にご相談ください。

掛軸以外の工芸品(蒔絵や漆器)も対象ですか?

もちろんです。尾形光琳は掛軸だけでなく、蒔絵や漆器などの工芸品にも高い評価があります。琳派らしい意匠や構図が見られる作品は、専門的な査定で高額買取につながることもあります。

概算ではなく正確な査定額を知りたいのですが

鑑定士が実物を拝見したうえで、対象作品に見合った正しい査定額を算出します。メールによる画像添付などでは、トラブルにつながる恐れがあるため、正しい査定額はお答えできません。

銀製の香炉は価値があるのでしょうか?

実際に査定してみないとわかりません。しかしながら価値が無いとおもっていた品物でも「想像以上の買取価格になった」とおしゃっていたお客様は多くございます。

刀剣、刀装具を査定してもらいたいのですが、査定料はかかりますか?

我楽洞では査定料はかかりませんのでご安心ください。

コレクションとして集めた仏具を売ろうかどうか迷っています。査定後は必ず売る必要がありますか?

査定後にご判断されても問題ありません。買取かキャンセルかは、お客様がご納得される方をお選びください。

出張買取の流れ

鑑定の申し込み

お問い合わせ下さい。 お客様のご希望に合わせ、ご訪問日時を決めさせていただきます。

ご希望時間にお伺い

ご予約を頂きました日時に鑑定士がお伺致します。

作品の鑑定

ご依頼を頂きました作品を拝見させて頂き査定を行わせて頂き、買取金額と内容を伝えします。

査定額のお支払

ご納得頂けましたら、その場で現金にてお支払いさせて頂きます。

尾形光琳について

江戸時代中期の琳派を代表する絵師・工芸家。京都の裕福な呉服商・雁金屋の次男に生まれ、幼少期から豪華な染織品に囲まれつつ、能や書、画、茶の湯、古典文学など多彩な文化に親しんで育ちました。

30歳で父の遺産を相続しますが、放蕩の末に家業が傾き、莫大な財産を使い果たしてしまいます。生活に困窮した光琳は先祖伝来の屏風までも質入れするありさまでしたが、この逆境を契機に30代後半から絵師として立ち上がり、以後は画業に専念します。京都を離れて江戸にも赴き、大名家に仕え狩野派や宋元画の画法を学ぶなど研鑽を積みましたが、江戸の暮らしになじめず5年ほどで再び京都に戻りました。京都に戻った後は、そのセンスを開花させて意欲的に制作を重ね、次々と名作を生み出します。44歳の頃に朝廷から法橋の位を授与され、晩年は「法橋光琳」を名乗り絵師として成功を収めました。

光琳の作風は、モチーフを大胆にデザイン化した華やかな装飾性にあります。例えば最晩年の傑作『紅白梅図屏風』では、川の流れを大きな曲線のうねりとして抽象化し、梅の花を丸いシルエットとしべだけで表現するという思い切った意匠化を行っています。一方、『燕子花図屏風』では余白を生かしたリズミカルな構図で群青と緑青の花菖蒲を描き、平安時代の文学作品である『伊勢物語』八橋の情景を、人物を排して表現しました。その斬新で洗練された美は時代を超えて古びることがなく、日本絵画史全体を代表する作品の一つに数えられています。

光琳は絵画のみならず、弟の乾山と協働した陶器の意匠や、螺鈿蒔絵の硯箱など工芸分野にも独創性を発揮し、優れた作品を遺しました。中でも国宝『八橋蒔絵螺鈿硯箱』は、燕子花を蒔絵と螺鈿であでやかに表した名品で、絵師・光琳が工芸デザイナーとしても卓越していたことを示す一例です。尾形光琳が亡くなった後、その様式は弟子や愛好者に受け継がれ、江戸時代後期には酒井抱一らによって「琳派」として体系化されました。光琳の名は美術史に冠せられ、彼がいなければ「和風」美術は生まれなかったとも評されるほど、日本の造形文化に深く浸透しています。着物の世界では彼の図案に倣った「光琳模様」が大流行し、その洗練された意匠は現代のテキスタイルデザインや和菓子の意匠にも息づいています。

尾形光琳は、町人文化が花開いた元禄の京都にあって伝統と革新を融合させ、絵画から工芸まで幅広く活躍した江戸時代屈指のアーティストと言えるでしょう。

略歴

1658年 京都の呉服商「雁金屋」の当主、尾形宗謙の次男として生まれる。
1687年 父、宗謙が死去。兄が家督を継ぎ、光琳も財産を相続。
1690年代 放蕩により財産を失い、画業に本格的に取り組み始める。
1701年 「法橋」に叙せられる。
1702年頃 「燕子花図屏風」を制作。琳派様式の代表作。
1704年 江戸へ下り、大名家に仕えながら絵を描く。
1712〜1716年頃 「紅白梅図屏風」を晩年に制作
1716年 京都で死去。享年59歳。

お客様の声

古い蒔絵の硯箱があり相談したところ、保存状態と箱書きのおかげで思った以上の評価に。自分ではわからなかった価値を丁寧に説明してもらえたのが安心でした。

東京都世田谷区 T・N 様

母が大切にしていた漆器を売却するか迷っていましたが、尾形光琳にゆかりのある意匠と知り査定を依頼しました。想像以上の評価をいただき、気持ちよく手放すことができました。

京都府右京区 K・Y 様

骨董市で手に入れた扇が、光琳風の絵柄だったので軽い気持ちで相談しましたが、しっかりと見ていただけてありがたかったです。はじめての査定でしたが丁寧に対応してもらえました。

愛知県名古屋市 R・T 様

古美術/骨董-お客様の声3

押入れにずっと置いてあった美術品を買取いただきました。買取の金額にも満足です。

横浜市神奈川県西区 R.Y 様

古美術/骨董-お客様の声2

根付が大好きな父でしたが昨年他界してしまいましたので、20個ほどがらくどうさんに買い取ってもらいました。
3つだけは大切なものとして保管しておきます。ありがとうございました。

品川区東京都 U.S 様

古美術/骨董-お客様の声1

印籠を売りたいと思って、ある業者に持っていったら担当者に全く知識がなく慌て帰ってきた経験がありましたので、今回こちらの鑑定士にお願いできて良かったです。

世田谷区東京都 F.T 様

尾形光琳作品の買取で選ばれる理由

  • 査定料は無料

    査定料は一切かかりません。その他、キャンセル料、出張買取時の出張料などが無料です。

  • スピード査定

    長いお時間は頂きません。その場ですぐに査定し買取金額をご提示致します。

  • 当日査定OK

    東京都内、神奈川、千葉、埼玉なら当日のご依頼でもお伺い致します。

  • 経験豊富な鑑定士による査定

    数多くの尾形光琳作品を査定してきた我楽洞の鑑定士が高価買取させて頂きます。

  • 100,000点以上の買取実績

    業界ナンバー1の実績
    他店では買取を断られたお品もご相談ください。

  • 高価買取

    我楽洞独自の流通ルートを確保しているため、高価買取が可能です。

  • 手間なし

    査定は玄関先で行いますので、お部屋の準備は不要です。

  • 全国対応

    我楽洞は日本全国対応しております。関東から遠方であっても出張費用は無料です。

東京美術商協同組合に加盟

我楽洞は正確な査定をおこない、お品物を適正価格で買い取りさせて頂いております

東京美術商協同組合は、厳しい入会規定を設けており約500名の有力組合員で組織されており、その信用は国内はもとより、海外からも高く評価されております。
「絵画・掛け軸を高価買取致します」と謳う、ほとんどの業者はこのような信頼性の高い組合に属していることはありません。
もし、他社でご検討していらっしゃる事があれば、どのような組合に所属しているか、あるいは所属していないかを事前にお調べ頂く事をおすすめしております。

鑑定士紹介

私たちが責任をもって、お客様の大切なお品物を鑑定・買取させて頂きます。

我楽洞から皆さまへ

我楽洞では、絵画、書画、陶器を中心とした美術品、骨董品、中国美術をお買い受けする専門業者です。 長年業界に携わり年間鑑定10,000件以上と豊富な経験を持つ専門スタッフが鑑定をさせて頂きます。

この機会に、ご相談くださいませ。