土佐光起の買取価格は高額です│鑑定無料で相場もわかる。我楽洞

土佐光起（とさみつおき）

1617年－1691年

私共は、美術品業界で50年以上の間で豊富な経験と確かな実績を積み重ねてまいりました。
現在も、数多くの土佐光起（とさみつおき）作品の査定および買取をさせて頂いており、これからもお客様より信頼される鑑定人集団でありたいと考えております。
東京美術商協同組合にも加盟しておりますので、初めての方でも安心してご利用いただけます。
お気軽にご相談ください。

お知らせ	2025年5月3日ゴールデンウィーク休業日のお知らせ

土佐光起はすべての商品が我楽洞では高額買取対象です

土佐光起（とさみつおき）は、江戸時代前期を代表する宮廷絵師で、衰退していた土佐派を再興し、朝廷文化の中心で活躍した重要人物です。繊細な線描と雅やかな彩色を特徴とし、やまと絵の伝統を受け継ぎながら格式ある画風を確立。『源氏物語図』『年中行事絵巻』などの名品を残し、宮中行事や和歌にまつわる題材を格調高く描きました。真筆は非常に少なく、格式ある作品は国内外で高く評価されており、高額買取の対象となっています。
我楽洞では、土佐光起の作品を幅広く買取しています。正確な査定を行い、適正な価格で買取しておりますので、初めての方でも安心してご依頼いただけます。土佐光起の買取はぜひ、我楽洞にお任せください。

土佐光起作品の買取実績

一の谷合戦図屏風

土佐光起作品の高額査定ポイント

来歴が確かな作品はプラス査定に

公家旧蔵や寺社伝来など、来歴が明確な作品には信頼性が伴い、査定額が大きく上がる傾向があります。

保存状態の良さは査定額を大きく左右します

土佐光起の作品は絵巻物や掛軸形式が多いため、経年による劣化が避けられない場合もあります。とはいえ、絵具の剥落や裂地の破損が少なく、表装が丁寧な掛軸や巻物はプラス査定になります。虫食い、シミ、退色などが最小限であれば、真筆や土佐光起作であることを裏付ける材料にもなり、査定額に大きく影響します。

宮廷・古典文学を題材にしたやまと絵作品

『源氏物語』や『伊勢物語』『年中行事絵巻』など、和歌・古典文学・宮中行事をテーマとしたやまと絵は、光起の得意とするジャンルです。上品で格調高い構図・色彩が見られる作品は特に評価が高くなります。

古美術・骨董品高額査定のポイント

刀剣、古銭、根付、仏像などの古美術は、いつの時代に作られたものか、希少性が高いものか、有名な作家が制作したものか、などが大きく影響します。また古美術の業界、市場での相場も考慮され、それに加え保存状態の良し悪しによって査定額が決まります。仏像に関していえば、比較的高価で買取できるケースが増えています。

買取できる品目

土佐光起の古美術・骨董買取に関してよくあるご質問

古くて傷んでいますが、査定に出す価値はありますか？

はい、価値がある場合があります。多少のシミや破損があっても、土佐光起や土佐派の真筆・工房作であれば、高額査定になる可能性があります。状態の良し悪しだけで判断せず、まずはご相談ください。

土佐光起の真筆かどうか自分では判断できません。査定してもらえますか？

はい、問題ありません。土佐光起は落款がない作品も多く、真贋の判断は専門知識を要します。当店では、筆致や構図、表具や伝来など多角的に鑑定を行い、真筆かどうかを慎重に見極めますので、お気軽にご相談ください。

概算ではなく正確な査定額を知りたいのですが

鑑定士が実物を拝見したうえで、対象作品に見合った正しい査定額を算出します。メールによる画像添付などでは、トラブルにつながる恐れがあるため、正しい査定額はお答えできません。

銀製の香炉は価値があるのでしょうか？

実際に査定してみないとわかりません。しかしながら価値が無いとおもっていた品物でも「想像以上の買取価格になった」とおしゃっていたお客様は多くございます。

刀剣、刀装具を査定してもらいたいのですが、査定料はかかりますか？

我楽洞では査定料はかかりませんのでご安心ください。

コレクションとして集めた仏具を売ろうかどうか迷っています。査定後は必ず売る必要がありますか？

査定後にご判断されても問題ありません。買取かキャンセルかは、お客様がご納得される方をお選びください。

出張買取の流れ

: お問い合わせ下さい。お客様のご希望に合わせ、ご訪問日時を決めさせていただきます。

: ご予約を頂きました日時に鑑定士がお伺致します。

: ご依頼を頂きました作品を拝見させて頂き査定を行わせて頂き、買取金額と内容を伝えします。

: ご納得頂けましたら、その場で現金にてお支払いさせて頂きます。

土佐光起について

江戸時代前期の宮廷絵師で、「土佐派中興の祖」とされる人物です。戦国期まで朝廷の御用絵師を世襲してきた土佐家でしたが、16世紀末の土佐光信の代で一時断絶し、長らく宮廷絵所預（えどころあずかり：朝廷絵師の統括職）の座を失っていました。光起は堺の商家に生まれた土佐光則の子として育ち、若くして父から大和絵を学びます。その後、朝廷や公家社会との縁を取り戻すべく尽力し、38歳のときについに宮廷絵所預に任命されました。これにより約半世紀ぶりに土佐派が朝廷絵師の地位に復帰し、以後幕末まで土佐家がその職を世襲する基盤を築きます。光起自身、この年に御所の再建に伴う障壁画制作を担当し、朝廷や公家社会で画家としての名声を確立しました。

伝統ある土佐派を再興した彼は、古来の雅なやまと絵に安住せず、同時代に台頭していた狩野派の手法も研究に取り入れます。狩野探幽らによる写実的な描写や構図法を大和絵に融合させ、繊細優美でありながら細部の観察に基づく生彩な画風を編み出しました。その細密で丁寧な描線と上品な色彩は宮廷趣味に適い、光起によって江戸時代の土佐様式が完成されたと評価されています。題材も公家社会の好む古典や物語絵に加え、四季草花や鳥獣、肖像画など幅広く手掛けました。代表作には、秋草の茂みに群れ遊ぶ鶉を描いた『粟穂鶉図屏風』や、典雅な宮廷行事を描写した絵巻物『北野天神縁起絵巻』などがあります。こうした作品には、公家文化の伝統を尊重しつつ新風を取り入れた光起の創意が遺憾なく発揮されています。晩年に出家して常昭と号し、法眼に叙せられた彼は、土佐派の画法を体系化した『本朝画法大伝』を著すなど後進の指導にも努めました。

光起の復興した土佐派はその子・土佐光成へと受け継がれ、江戸時代を通じて宮廷絵所預の地位を保持します。土佐光起の業績により、室町以来の大和絵の伝統は近世に蘇り、新たな命を吹き込まれました。その洗練された宮廷絵画様式は、やがて明治期の日本画家たちが自国美術の源流として再評価するところともなり、雅で精緻な「やまと絵」の系譜を後世に繋いだ点で美術史的意義は大きいと言えるでしょう。

略歴

1617年	大阪堺に生まれる。
1634年	京都に移る。
1654年	従五位下左近衛将監に叙される。
1659年	宮廷の絵所預職に就く。
1681年	息子・光成に宮廷絵所預の地位を譲り、法橋となる。
1685年	法眼に叙される。
1690年	『本朝画法大伝』を制作する。
1691年	逝去。享年75歳。

お客様の声

保存状態が良いとは言えない掛軸でしたが、土佐派の作風を丁寧に説明していただき、適正な査定をしてもらえました。古いものを大切に扱ってくださる姿勢に信頼が持てました。

福岡県久留米市　M・O 様

旧家の整理で出てきた作品が、まさか土佐光起と関係のあるものだとは思っていませんでした。価値を見抜いてくださり、文化的な品をきちんと評価してもらえたことに満足しています。

石川県金沢市　H・T 様

蔵を整理していたところ、古い掛け軸が大量に出てきたので相談しました。れが価値のあるものなのか全く分からなかったのですが、一点一点丁寧に見てくださり、その中の一本が土佐光起に関わる可能性があると判明。しっかりとした説明と納得の査定で、安心して手放すことができました。

新潟県長岡市　K・Y 様

押入れにずっと置いてあった美術品を買取いただきました。買取の金額にも満足です。

横浜市神奈川県西区 R.Y 様

根付が大好きな父でしたが昨年他界してしまいましたので、20個ほどがらくどうさんに買い取ってもらいました。
3つだけは大切なものとして保管しておきます。ありがとうございました。

品川区東京都 U.S 様

印籠を売りたいと思って、ある業者に持っていったら担当者に全く知識がなく慌て帰ってきた経験がありましたので、今回こちらの鑑定士にお願いできて良かったです。

世田谷区東京都 F.T 様

土佐光起作品の買取で選ばれる理由

査定料は一切かかりません。その他、キャンセル料、出張買取時の出張料などが無料です。
長いお時間は頂きません。その場ですぐに査定し買取金額をご提示致します。
東京都内、神奈川、千葉、埼玉なら当日のご依頼でもお伺い致します。
数多くの土佐光起作品を査定してきた我楽洞の鑑定士が高価買取させて頂きます。
業界ナンバー１の実績
他店では買取を断られたお品もご相談ください。
我楽洞独自の流通ルートを確保しているため、高価買取が可能です。
査定は玄関先で行いますので、お部屋の準備は不要です。
我楽洞は日本全国対応しております。関東から遠方であっても出張費用は無料です。

東京美術商協同組合に加盟

我楽洞は正確な査定をおこない、お品物を適正価格で買い取りさせて頂いております

東京美術商協同組合は、厳しい入会規定を設けており約500名の有力組合員で組織されており、その信用は国内はもとより、海外からも高く評価されております。
「絵画・掛け軸を高価買取致します」と謳う、ほとんどの業者はこのような信頼性の高い組合に属していることはありません。
もし、他社でご検討していらっしゃる事があれば、どのような組合に所属しているか、あるいは所属していないかを事前にお調べ頂く事をおすすめしております。

鑑定士紹介

私たちが責任をもって、お客様の大切なお品物を鑑定・買取させて頂きます。

我楽洞から皆さまへ

我楽洞では、絵画、書画、陶器を中心とした美術品、骨董品、中国美術をお買い受けする専門業者です。長年業界に携わり年間鑑定10,000件以上と豊富な経験を持つ専門スタッフが鑑定をさせて頂きます。

この機会に、ご相談くださいませ。