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2024年2月22日 古美術/骨董

骨董品と古美術品の違いとは?知っておきたい基礎知識

骨董品と古美術品の違いとは?

骨董品と古美術品は似ているようで微妙に異なる概念です。違いを理解しておくと、査定や売却時に役立つだけでなく、鑑賞の楽しみも広がります。本記事では、定義の違いから高額査定が期待できるポイントまで、骨董品売却前に知っておきたい基礎知識を解説します。

骨董品とは?

骨董品とは、古い時代に作られた物品で、美的・歴史的価値や希少性が評価されるものの総称です。日本では明治時代以降、欧米の「アンティーク」という概念が入ってきたことで「骨董」という言葉が広まりました。
陶磁器、書画、茶道具、甲冑、古銭、仏像、掛軸など、鑑賞や収集の対象となるものが含まれます。作られてから100年以上経過しているものを骨董品と呼ぶことが多いですが、日本では明確な線引きはなく、昭和期の工芸品なども人気があります。

古美術品とは?

古美術品は、骨董品の中でも特に美術的価値が高いものを指します。絵画、彫刻、仏像、書画、美術工芸品などが代表的で、美術館や個人コレクションで展示されるような芸術性を備えています。狩野派の屏風、江戸時代の蒔絵作品、名工の陶芸などはその典型です。

骨董品と古美術品の違いとは?

  • 骨董品:歴史性・希少性を含む幅広い古物の総称
  • 古美術品:骨董品の中で特に芸術性が重視されるもの

骨董品は古い時代の物品全般を指す広い範囲の用語であり、古美術品はその中でも特に美術的価値が高く、芸術的な要素が強い品物を指すような使い分けがされることがあります。
つまり、古美術品は骨董品の一部と考えるとわかりやすいでしょう。ただし、国や文化によっては、骨董品と古美術品の境界が曖昧である場合もあります。

高額査定が期待できる骨董・古美術品とは?

骨董品の基礎知識骨董・古美術品は、いつの時代に作られたものか、希少性が高いものか、骨董品の来歴は分かるか、有名な作家が制作したものか、など査定に影響する項目が多くあります。
また、古美術の業界、市場での相場も考慮され、それに加え保存状態の良し悪しによって査定額が決まります。仏像に関していえば、比較的高価で買取できるケースが増えています。

高額査定が期待できるポイント

骨董・古美術品の査定額は次の要素で大きく左右されます。

  • 希少性:限定制作、珍しい技法や素材、制作数の少ない時代や地域の品
  • 有名作家・窯:著名な陶芸家、茶道具作家、絵師などの作品は高評価
  • 来歴の明確さ:誰が所蔵していたか、箱書きや伝来記録が残っているか
  • 時代背景と作風:特定の時代や流行の技法は市場で需要が高い
  • 鑑定書の有無:真贋の証明になるため価値が上がる
  • 保存状態:欠けやヒビがない、オリジナルのまま保管されているか

特に仏像や中国陶磁器は海外需要が高く、思わぬ高額査定になることもあります。

人気の高い骨董・古美術ジャンル

現在特に高額取引されやすいカテゴリーは以下の通りです。

  • 絵画・掛軸(日本画、洋画、浮世絵、書)
  • 茶道具(千家十職の作品、棗、茶碗、茶釜、花入)
  • 工芸(工芸陶器、木彫、根付、染織)
  • 仏教美術(仏像、仏画、観音像)
  • 古陶器(古伊万里、古九谷、楽焼)
  • 刀剣・武具
  • 中国美術品(青磁、書画、玉器、翡翠工芸)

骨董品を高く売るためのポイント

  • 磨きすぎない:掃除の際に破損したり、時代感が失われてしまうこともあるので注意が必要です。
  • 付属品を揃える:共箱、箱書き、鑑定書は大きなプラス査定
  • 専門店で査定:業界歴と買取実績がきちんとある専門店に依頼

まとめ

骨董品と古美術品は似て非なるもの。骨董品は古物全般、古美術品は芸術性の高い骨董品と覚えておくとわかりやすいでしょう。価値は時代・作家・希少性・状態・来歴・鑑定書で大きく変わります。
売却を考える際は、専門鑑定士による査定を受け、正しい評価を得ることが高額買取への近道です。

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