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長谷川等伯(はせがわ とうはく)

1539年-1610年

私共は、美術品業界で50年以上の間で豊富な経験と確かな実績を積み重ねてまいりました。
現在も、数多くの長谷川等伯(はせがわ とうはく)作品の査定および買取をさせて頂いており、これからもお客様より信頼される鑑定人集団でありたいと考えております。
東京美術商協同組合にも加盟しておりますので、初めての方でも安心してご利用いただけます。
お気軽にご相談ください。

お知らせ 2025年5月3日 ゴールデンウィーク休業日のお知らせ

長谷川等伯はすべての商品が我楽洞では高額買取対象です

長谷川等伯(はせがわとうはく)は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した日本画の巨匠で、狩野派と並び称される長谷川派の創始者です。水墨画の重厚で静謐な表現と、装飾的な金碧画の両方を高い次元で融合させ、独自の画風を確立しました。代表作『松林図屏風』は国宝に指定され、侘び寂びの美意識を体現した傑作として世界的に高く評価されています。
我楽洞では、長谷川等伯の作品を幅広く買取しています。正確な査定を行い、適正な価格で買取しておりますので、初めての方でも安心してご依頼いただけます。長谷川等伯の買取はぜひ、我楽洞にお任せください。

長谷川等伯の代表作品

  • 国宝「楓図壁貼付」
    国宝「楓図壁貼付」

長谷川等伯作品の高額査定ポイント

水墨画の屏風や掛軸作品は高額査定

長谷川等伯の代表作『松林図屏風』に象徴されるように、余白を活かした静謐な水墨画は非常に評価が高く、真筆や初期工房によるものとされる作品は高額査定の対象となります。掛軸・屏風いずれの形式でも、筆遣いや構図に等伯らしさが感じられる作品は特に人気です。

展覧会出品歴・著名旧家や寺社の伝来品

大名家・寺社旧蔵、または図録・展覧会に掲載された記録がある作品は、来歴の裏付けとなり評価が一段と高くなります。伝来が明確であることは、真筆でなくとも価値判断において重要な要素です。

保存状態の良し悪しは査定額に大きく影響します

長谷川等伯の作品は、紙本・絹本による水墨画や金碧画が多く、経年による劣化を受けやすいものです。絵具の剥落や金箔の欠損が少なく、画面のシミ・虫食い・折れなどが見られない作品は、高評価につながります。表装の裂地が丁寧で、共箱や箱書きなどが当時のまま残っている場合は、作品の価値を裏付ける要素として査定額を大きく引き上げるポイントとなります。

古美術・骨董品高額査定のポイント

刀剣、古銭、根付、仏像などの古美術は、いつの時代に作られたものか、希少性が高いものか、有名な作家が制作したものか、などが大きく影響します。また古美術の業界、市場での相場も考慮され、それに加え保存状態の良し悪しによって査定額が決まります。仏像に関していえば、比較的高価で買取できるケースが増えています。

買取できる品目

長谷川等伯の古美術・骨董買取に関してよくあるご質問

共箱や箱書きがない場合でも評価されますか?

箱や付属品がある方が望ましいですが、なくても作品本体に価値があれば十分に評価可能です。共箱や極札などがあると真贋判断の補強材料となりますので、お持ちであれば一緒にご提示ください。

破れやシミのある古い掛軸でも査定してもらえますか?

はい、可能です。長谷川等伯のような歴史的価値の高い作家の作品は、多少の劣化があっても価値が見込めることがあります。特に真筆や初期長谷川派の作品であれば、状態にかかわらずしっかりと査定いたします。

長谷川等伯の真筆かどうか、素人でもわかりますか?

真筆の判別は非常に難しく、専門的な知識と経験が必要です。落款の有無だけで判断するのは危険で、筆致や構図、保存状態、由来資料など多角的な検討が必要です。当店では経験豊富な鑑定士が丁寧に拝見し、総合的に査定いたしますのでご安心ください。

銀製の香炉は価値があるのでしょうか?

実際に査定してみないとわかりません。しかしながら価値が無いとおもっていた品物でも「想像以上の買取価格になった」とおしゃっていたお客様は多くございます。

刀剣、刀装具を査定してもらいたいのですが、査定料はかかりますか?

我楽洞では査定料はかかりませんのでご安心ください。

コレクションとして集めた仏具を売ろうかどうか迷っています。査定後は必ず売る必要がありますか?

査定後にご判断されても問題ありません。買取かキャンセルかは、お客様がご納得される方をお選びください。

出張買取の流れ

鑑定の申し込み

お問い合わせ下さい。 お客様のご希望に合わせ、ご訪問日時を決めさせていただきます。

ご希望時間にお伺い

ご予約を頂きました日時に鑑定士がお伺致します。

作品の鑑定

ご依頼を頂きました作品を拝見させて頂き査定を行わせて頂き、買取金額と内容を伝えします。

査定額のお支払

ご納得頂けましたら、その場で現金にてお支払いさせて頂きます。

長谷川等伯について

安土桃山時代から江戸初期にかけて活躍した絵師で、豪壮華麗な桃山文化の中に独自の画境を拓いた巨匠です。1539年、能登国七尾(現・石川県七尾市)に生まれ、幼名を又四郎といいました。幼くして染物業を営む長谷川宗清の養子となった等伯は、家業を手伝いながら仏画や水墨画の手ほどきを受けたと考えられます。やがて絵師として身を立てる志を抱き、33歳で京都に上洛しました。

当時の京都画壇は、狩野永徳率いる狩野派が織田信長・豊臣秀吉の庇護のもと権勢を極めていました。等伯は伝統的な大和絵や水墨画の腕を磨きつつも、まずはその狩野派に挑む形で頭角を現します。千利休をはじめとする茶人たちと親交を結びます。その結果、千利休の推挙で大徳寺の塔頭・三玄院の障壁画『山水図襖』を描く大役を任されました。湿潤な墨の濃淡で山水を描いたこの襖絵は評判を呼び、等伯は一躍京都で知られる絵師となります。しかし翌年、永徳が急逝すると天下人・秀吉の御用絵師の座に空きが生じます。等伯はその好機を掴み、聚楽第や方広寺大仏殿など秀吉関連の大規模造営に次々と参画しました。また、秀吉が幼い嫡子鶴松の菩提を弔うため建立した祥雲寺(現・智積院)の障壁画制作を任されました。これらの障壁画は桃山絵画の代表作であり、狩野派にも勝る奔放な構図と生命感あふれる描写で後世に大きな感銘を与えました。やがて秀吉亡き後は徳川家康にも仕えたとされ、1610年に江戸で病没します。

等伯の画業は、豪放磊落な金碧障壁画から静謐幽玄な水墨画まで幅広く及びます。濃彩画では「花鳥図」「人物図」などで大胆な構図と写実を両立させ、狩野派に対抗しつつ新風を示しました。一方、水墨画においては宋元時代の水墨山水に私淑して研鑽を積み、その極致として生み出したのが『松林図屏風』です。六曲一双の大画面いっぱいに松林を描いたこの国宝の屏風は、近づけば荒々しい筆致に圧倒され、遠目には湿った大気に煙る松林が立ち現れるという奥行き深い表現で知られます。墨の濃淡のみで靄に包まれた林を描き出す手法は見事で、日本の水墨画史上最高傑作の一つとも称えられています。等伯は当時流行した唐絵の技法を生かし、日本の風土に即した新たな水墨表現をこの作品で確立しました。晩年には自ら「雪舟五代」を名乗り、室町の大画僧・雪舟の正統を継ぐ者としての自負を示しています。

長谷川等伯が創始した長谷川派は、息子の死後まもなく衰退したものの、彼の遺した作品群は高い評価を受け続けました。彼が描き出す濃密な空気感と大胆な造形センスは、絢爛さと幽玄さという二面性を併せ持ち、時代を超えた芸術的価値を放ち続けているのです。

略歴

1539年 能登国七尾(現・石川県七尾市)に下畠山氏の家来・奥村宗道の子として生まれ、のちに染物屋・長谷川家の養子となる。
1570年代初頭 京都に上洛し、狩野派の画法を学ぶ。のちに独自の様式を築き始める。
1580年代後半 大徳寺三玄院(通称:金毛閣)の装飾を担当したと伝わる。
1590年頃 狩野派と制作機会を巡って対立するも、活動を続ける。
1591年 秀吉の嫡子・鶴松の菩提寺である祥雲寺(現智積院)の障壁画制作を受ける。
1590年代後半 代表作『松林図屏風』を描く(国宝指定)。
1604年 法橋に叙される。
1605年 法眼に叙され、画家として最高位に。
1600年代後半 『龍虎図屏風』など晩年の傑作を手がける。
1610年 徳川家康に召されて江戸に赴くが旅の途中で病死。享年72歳。

お客様の声

蔵を整理していたところ、墨で描かれた古い掛軸が見つかり相談しました。長谷川等伯の可能性があるとのことで、細部まで丁寧に見ていただきました。歴史的な背景も説明してくださり、安心して任せることができました。

石川県金沢市 T・Y 様

父が残した水墨画の掛軸について相談したところ、筆致や構図から等伯の系統ではないかとご指摘いただきました。ただ売るのではなく、価値と意味を教えてくださる姿勢に感動しました。

東京都文京区 H・S 様

古い水墨画の掛軸があったので、簡単に確認できればと思いLINE査定を利用しました。スマホで撮った写真を送るだけで、直ぐに連絡をいただけました。その後の出張買取査定の際もスムーズで、安心して売却まで進めることができました。

愛知県岡崎市 N・K 様

古美術/骨董-お客様の声3

押入れにずっと置いてあった美術品を買取いただきました。買取の金額にも満足です。

横浜市神奈川県西区 R.Y 様

古美術/骨董-お客様の声2

根付が大好きな父でしたが昨年他界してしまいましたので、20個ほどがらくどうさんに買い取ってもらいました。
3つだけは大切なものとして保管しておきます。ありがとうございました。

品川区東京都 U.S 様

古美術/骨董-お客様の声1

印籠を売りたいと思って、ある業者に持っていったら担当者に全く知識がなく慌て帰ってきた経験がありましたので、今回こちらの鑑定士にお願いできて良かったです。

世田谷区東京都 F.T 様

長谷川等伯作品の買取で選ばれる理由

  • 査定料は無料

    査定料は一切かかりません。その他、キャンセル料、出張買取時の出張料などが無料です。

  • スピード査定

    長いお時間は頂きません。その場ですぐに査定し買取金額をご提示致します。

  • 当日査定OK

    東京都内、神奈川、千葉、埼玉なら当日のご依頼でもお伺い致します。

  • 経験豊富な鑑定士による査定

    数多くの長谷川等伯作品を査定してきた我楽洞の鑑定士が高価買取させて頂きます。

  • 100,000点以上の買取実績

    業界ナンバー1の実績
    他店では買取を断られたお品もご相談ください。

  • 高価買取

    我楽洞独自の流通ルートを確保しているため、高価買取が可能です。

  • 手間なし

    査定は玄関先で行いますので、お部屋の準備は不要です。

  • 全国対応

    我楽洞は日本全国対応しております。関東から遠方であっても出張費用は無料です。

東京美術商協同組合に加盟

我楽洞は正確な査定をおこない、お品物を適正価格で買い取りさせて頂いております

東京美術商協同組合は、厳しい入会規定を設けており約500名の有力組合員で組織されており、その信用は国内はもとより、海外からも高く評価されております。
「絵画・掛け軸を高価買取致します」と謳う、ほとんどの業者はこのような信頼性の高い組合に属していることはありません。
もし、他社でご検討していらっしゃる事があれば、どのような組合に所属しているか、あるいは所属していないかを事前にお調べ頂く事をおすすめしております。

鑑定士紹介

私たちが責任をもって、お客様の大切なお品物を鑑定・買取させて頂きます。

我楽洞から皆さまへ

我楽洞では、絵画、書画、陶器を中心とした美術品、骨董品、中国美術をお買い受けする専門業者です。 長年業界に携わり年間鑑定10,000件以上と豊富な経験を持つ専門スタッフが鑑定をさせて頂きます。

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