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伊賀焼メイン画像

古伊賀焼(伊賀焼) (こいがやき)

1580年代~

私共は、美術品業界で48年間も豊富な経験と確かな実績を積み重ねてまいりました。現在も、数多くの古伊賀焼(こいがやき)、伊賀焼(いがやき)作品の査定および買取をさせて頂いており、これからもお客様より信頼される鑑定人集団でありたいと考えております。
東京美術商協同組合にも加盟しておりますので、初めての方でも安心してご利用いただけます。
お気軽にご相談ください。

お知らせ 2024年8月8日 夏季休業日のお知らせ

古伊賀焼(伊賀焼)作品はすべての商品が我楽洞では高額買取対象です

古伊賀焼(伊賀焼)は茶壺、茶碗、水差、茶入が有名であり、三重県伊賀の丸柱・槇山地域や伊賀城内の窯で生産された陶器です。
我楽洞では、千利休・古田織部が愛して多用されたとされる古伊賀焼(伊賀焼)作品を高価で買取しております。ぜひ一度、陶器・陶芸に詳しい我楽洞にご相談ください。

古伊賀焼(伊賀焼)の買取について

古伊賀焼(伊賀焼)の歴史

奈良時代 詳しい生産開始年代は不明とされているが、奈良時代から伊勢神宮の神瓶を作るために作陶が始まった。
鎌倉時代 鎌倉時代から室町時代にかけて、需要が増えるとともに陶工が増えていった。
桃山時代 茶の湯の発展と共に隆盛してきて、伊賀の大名 筒井貞次の藩命により生産されたものが古伊賀焼または筒井伊賀と呼ばれ茶陶・水差・花器がメインで作陶された。
江戸時代初期 伊勢津藩の初代大名 藤堂氏の保護を受け日用雑器の椀や皿に鍋などが作陶され現在の伊賀焼の基礎が築かれました。この時期に作陶されたものは藤堂伊賀と呼ばれる。
江戸時代後期 幕末から明治時代には次第に衰退した。
大正時代 宮川香山や川崎克堂の尽力で復興し土鍋や食器を中心に茶陶や花器も作陶され古伊賀焼に劣らない新しい伊賀焼が誕生した。

古伊賀焼に深く関係している人物は、茶聖・茶の湯・茶道と言えば、茶人として有名な千利休と高弟で利休の死後は天下一の茶人となった武将としても名をはせた古田織部がいる。
その二人が愛して多用したとされる古伊賀焼は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康も茶の席では好んで使用していたと言われる程の茶陶である。

利休は、古伊賀焼を世に広め、織部は人と違うことをせよと教えた利休の教えを忠実に実行し、器をわざと壊して継ぎ合わせ、そこに生じる美を楽しむという「破調の美」を確立させ新しい古伊賀焼を作った。その後、織部は自分で陶工としていた訳ではなく織部流と言われた「破調の美」を学ぶ陶工らを多数抱え茶の湯の指導に当たった。

古伊賀焼と信楽焼は、同じ地域の土を使っているために完成後も似てしまう。
滋賀の信楽とは、山一つ越えただけの450万年前までは琵琶湖の湖底だった地域で、隆起により出来た山の良質な粘土を使用している。それに薪の原料になる赤松が豊富で作陶に向いている土地であったため、信楽焼が出来上がった。

古伊賀は、ヘラを使用した山道手と呼ばれる波状分様や、格子状の押し型分様や緑色のビードロ、歪み、灰かぶりや焦げ、鉄釉を垂らすなどの「破調の美」が強調されている。
そして古伊賀焼には耳という取っ手がつけられ、整った形に手を加え歪ませここにも「破調の美」が見られる個性的な作品になっている。隣の信楽焼には耳は付けられていない。
これが古伊賀焼と信楽焼の一番の違いと言われている。

現在、古伊賀焼は、若手を含めても14人の伝統工芸士や多数の作陶家がおり、伝統を守りつつ「破調の美」を意識して作陶が続けられている。

古伊賀焼(伊賀焼)の代表的な有名作家

菊山当年男

伊賀でも郷土文化の復興や伊賀古窯の探求に取り組み53歳にて作陶を始めた。

川崎克

伊賀上野城の再建や松尾芭蕉の俳聖殿の建立で名を広めた。

川喜田半泥子

実業家・銀行家でありながら、古陶磁の陶片に学び古伊賀風の茶陶を多数残しました。

谷本光生

古伊賀復興の完成者と呼ばれ、古伊賀の歴史と伝統技法・焼成法の研究に取り組み、研究に裏打ちされた豊富な知識と、優れた造形感覚により単なる古器の模倣に留まらない現代の伊賀焼を作り上げた。

恒岡光興

古伊賀茶陶の伝統を引継ぐ茶陶伊賀の名手として知られる。

谷本景

谷本光生の長男。伊賀の土と穴窯にこだわりながら、茶陶・印花文など原始的な雰囲気を醸しながらも現代的なエッセンスを感じさせる、食器・オブジェと多彩な作品を展開しています。

谷本洋

古伊賀に範を得た作陶や食器を制作する一方で焼締めにヨーロッパの新しい造形感を盛り込んだ作品も展開しています。

太平和正

伊賀の土による焼締めの自由な造形を追及する。

福森雅武

江戸時代からの伝統の土鍋作りを研究し作陶している。

福森道歩

陶芸家としてはもちろん、料理研究家として伊賀の土鍋を広めている。

古伊賀焼(伊賀焼)の代表作品

  • 伊賀焼-ぐい?み画像
    伊賀ぐい?み
    谷本貴の作品。登り窯で焼成されたぐい?み。かせた肌と自然釉の景色が調和する。
  • 伊賀焼-伊賀器画像
    伊賀器
    谷本貴の作品。口縁が荒々しくも楽しい変化を見せる。自然釉と焦げ肌の景も力強い。
  • 伊賀焼-肩衝形花入画像
    肩衝形花入
    桃山時代作品。伊賀の肩衝形(かたつきがた)花入。肩が衝き出した花入。肩衝は茶人に多い形。
  • 伊賀焼-伊賀耳付花入 銘 業平画像
    伊賀耳付花入 銘 業平
    桃山時代作品。両側に折り曲げた耳をつけ、頸(くび)をかしげたような姿はユーモラスにさえ見える。美しいビードロ釉の上に榎肌(えのきはだ)(炎が強いために起きる窯変)があらわれている。ビードロはガラスの事。緑のガラス質になっている。

古伊賀焼(伊賀焼)作品の高額査定ポイント

人気の作品なら査定額に期待

伊賀焼は茶碗・水差・花器から生活雑器と作陶されているがビードロ釉の具合、歪み、焦げ、それに「破調の美」により作風が変わってきますが有名作陶家の作品の方が人気が高く査定額も高額になります。

保存状態は査定に大きく影響

作品にカビやシミ、日焼けあるいは破れ・破損がある場合には、査定に大きく影響してしまいます。普段から風通しの良く直射日光が当たらない場所に保管するのが良いでしょう。

鑑定書があれば査定がよりスムーズに

対象の作品に鑑定書があれば、査定の際に一緒にご提示ください。鑑定書があることによって一定の価値が確認でき買取がよりスムーズに行なうことができます。

所載物・本に出ている作品は査定額に期待

美術関連の雑誌や本に掲載されていたり、展覧会出店作品は高額買取が可能です。

古伊賀焼(伊賀焼)作品の買取に関してよくあるご質問

綺麗な緑色なんですが一か所だけツヤツヤではなくガサガサな焼け焦げた様な感じになっている水差しらしいのを頂きました。出張鑑定をお願いしたいのですがどうしたらよいですか?

ご質問ありがとうございます。先ずはLINE査定をさせて頂いてからの予定決めがよろしいかと思います。ガサガサというのは榎肌(えのきはだ)という窯変(かまへん)かもしれません。よろしくお願いいたします。

古伊賀焼、伊賀焼の魅力とは何でしょうか?

透明な自然釉やビードロ釉の美しさと言う見方もありますが、先例や決まり事を超えた「破調の美」と形容されます。

三重県出身で実家にある、使っていない綺麗なお皿をLINE査定していただけますか?

三重県と言えば伊賀焼が有名で茶陶がメインと思われていますが、日常雑器も作られていましたのでぜひ査定させてください。よろしくお願いします。

「古伊賀焼(伊賀焼)」買取で選ばれる理由

  • 査定料は無料

    査定料は一切かかりません。その他、キャンセル料、出張買取時の出張料などが無料です。

  • スピード査定

    長いお時間は頂きません。その場ですぐに査定し買取金額をご提示致します。

  • 当日査定OK

    東京都内、神奈川、千葉、埼玉なら当日のご依頼でもお伺い致します。

  • 経験豊富な鑑定士による査定

    数多くの古伊賀焼(伊賀焼)作品を査定してきた我楽洞の鑑定士が高価買取させて頂きます。

  • 100,000点以上の買取実績

    業界ナンバー1の実績
    他店では買取を断られたお品もご相談ください。

  • 高価買取

    我楽洞独自の流通ルートを確保しているため、高価買取が可能です。

  • 手間なし

    査定は玄関先で行いますので、お部屋の準備は不要です。

  • 全国対応

    我楽洞は日本全国対応しております。関東から遠方であっても出張費用は無料です。

東京美術商協同組合に加盟

我楽洞は正確な査定をおこない、お品物を適正価格で買い取りさせて頂いております

東京美術商協同組合は、厳しい入会規定を設けており約500名の有力組合員で組織されており、その信用は国内はもとより、海外からも高く評価されております。
「絵画・掛け軸を高価買取致します」と謳う、ほとんどの業者はこのような信頼性の高い組合に属していることはありません。
もし、他社でご検討していらっしゃる事があれば、どのような組合に所属しているか、あるいは所属していないかを事前にお調べ頂く事をおすすめしております。

「古伊賀焼(伊賀焼)」に関するお客様の声

伊賀出身なのですが実家の蔵に使っていない茶陶器があったので買取をお願いしました。ありがとうございました。

三重県伊賀市 S・T 様

以前出張査定をお願いしたものなのですが、実際に査定時に細かくしっかり説明していただき納得のいく買取をしていただきました。ありがとうございました。

伊東市静岡県 M・B 様

LINE査定をして頂き、買取していただきました。 まさか伊賀焼のいいやつだとは思ってませんでした。高額で買い取っていただきありがとうございました。

東京都町田市 K・M 様

出張買取の流れ

鑑定の申し込み

お問い合わせ下さい。 お客様のご希望に合わせ、ご訪問日時を決めさせていただきます。

ご希望時間にお伺い

ご予約を頂きました日時に鑑定士がお伺致します。

作品の鑑定

ご依頼を頂きました作品を拝見させて頂き査定を行わせて頂き、買取金額と内容を伝えします。

査定額のお支払

ご納得頂けましたら、その場で現金にてお支払いさせて頂きます。

鑑定士紹介

私たちが責任をもって、お客様の大切なお品物を鑑定・買取させて頂きます。

我楽洞から皆さまへ

我楽洞では、絵画、書画、陶器を中心とした美術品、骨董品、中国美術をお買い受けする専門業者です。 長年業界に携わり年間鑑定10,000件以上と豊富な経験を持つ専門スタッフが鑑定をさせて頂きます。

この機会に、ご相談くださいませ。