骨董品とアンティークの違いとは?
骨董品とアンティークの違いとは?
古い時代に制作された品物や美術品、芸術品は、骨董品やアンティークなどと呼ばれることがあります。この言葉において、本来はフランス語で「骨董品」を指す「アンティーク」が使われ、両者は同じく古い品物を指すものとなります。厳密には製造から100年以上経過していることが前提ですが、日本国内では骨董品とアンティーク品は分けて考えられることが多いです。
まず、骨董品は歴史が100年以上経過していることが条件です。江戸時代に作られた小道具や茶道具、食器などが代表的な事例ですが、他にも掛け軸や仏像なども含まれます。
一方で、アンティークは日本国内ではなく主に欧米で制作された古い品物を指します。単に100年以上経過していて古いだけでなく、美しく装飾された工芸品や美術品、家具が該当する傾向にあります。
骨董品もアンティーク品も、種類は豊富にありますが入手が難しく希少価値の高いものが多く、国内製でも海外製でも歴史を感じることができる物品が基本的な特徴です。誰も興味を持たない物ではなく、十分な魅力があり欲しがる方が一定数存在している物品であることは共通しています。
骨董品とアンティークの定義と特徴
骨董品
- 定義: 製作・製造から100年以上経過した、歴史的な価値を持つ美術品、工芸品、家具など
- 対象: 日本国内で作られたもの
- 特徴: 歴史を感じさせる味わい深い風合い、希少価値
- 例: 江戸時代の小道具、茶道具、食器、掛け軸、仏像など
アンティーク
- 定義: 製作・製造から100年以上経過した、欧米で作られた美術品、工芸品、家具など
- 対象: 欧米で作られたもの
- 特徴: 美しい装飾、希少価値、工芸品・美術品・家具が多い
- 例: イギリスのアンティーク家具、フランスのアンティーク食器、イタリアのアンティーク雑貨など
共通点
- どちらも100年以上経過した古い物
- 希少価値があり、入手困難なものが多い
- 歴史を感じさせる味わい深い風合い
- 市場で一定の需要がある
骨董品とアンティークの価値は、希少性、状態、美しさ、歴史的価値などによって総合的に評価されます。これらの要素が特に高い場合は、100年以上経過していないものであっても高値で取引されることもあります。
上記はあくまで一般的な定義であり、明確な境界線はありません。骨董品とアンティークを区別せずに同じ意味で使われることも多いです。
まとめ
骨董品は日本の古物、アンティークは欧米の古物という違いがありますが、どちらも希少性や来歴、保存状態で価値が大きく変わります。大切な品物は信頼できる専門の鑑定士に査定を依頼し、正しい価値を見極めましょう。
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