青木木米(あおきもくべい)は、1767年に京都に生まれた絵師、陶芸家です。
子供のころから書を学び、才能を発揮します。その後、作陶に興味を持ちます。30歳になると京都・粟田口に自身の窯を開き、煎茶器などを制作し、人気を博します。
35歳のころ、加賀藩前田家からの依頼により加賀九谷焼の再生を依頼されました。
中国の陶磁器への研究もすすめ、その際、絵画も制作しました。1833年(67歳)で亡くなりました。
略歴
1767年 | 京都に生まれる。 |
1795年 | 清の朱笠亭が著した「陶説」を読んで感銘を受けて作陶を志す。 |
1796年 | 京都・粟田口に窯を開く。 |
1801年 | 加賀藩前田家に招かれ、加賀九谷焼の再生に尽力する。 |
1807年 | 金沢の春日山に春日山窯を開く。 |
1820年 | 「上奥殿侯書」を著わす。 |
1833年 | 逝去。享年67歳。 |