岩手県盛岡市の絵画買取なら我楽洞

岩手県盛岡市と絵画の歴史

盛岡市は、岩手県の中央に位置し岩手県の県庁所在地です。岩手県内最大の都市で、岩手県の政治、経済の中心都市です。市内を北上川が流れ、岩手山がある奥羽山脈や北上高地など標高の高い地域に囲まれています。平安時代の初期、征夷大将軍坂上田村麻呂によって「志波城」（国の史跡に指定）が築かれました。その後、安倍氏、清原氏、奥州藤原氏などが支配します。安土桃山時代になると南部氏により盛岡城が築かれ、江戸時代に引き継がれました。盛岡の地は「不来方（こずかた）」という地名でしたが、藩主南部氏が城を築いた場所に小高い岡があり「盛り上がり、栄える岡」という意味を込めて「盛岡」と命名した、など諸説あります。

盛岡市にゆかりのある画家として「深沢紅子（深沢紅子野の花美術館）」「松本竣介」を紹介します。

深沢紅子は、大正から昭和時代に活躍した洋画家です。夫である深沢省三も洋画家です。盛岡市で生まれた深沢紅子は、女子美術学校（現在の女子美術大学）に入学し、岡田三郎助の指導を受けます。1925（大正14年）の二科展で、女性でただ一人の入選になりました。日中戦争から太平洋戦争にかけての間は、夫省三が陸軍従軍画家になったこともあり満州で過ごしました。戦後は一水会会員として活躍するかたわら、盛岡市などで後進の指導にあたりました。盛岡市には「深沢紅子野の花美術館」があります。野の花を描いた深沢紅子の作品を展示しています。

松本竣介は、昭和時代に活躍した洋画家です。幼い頃から盛岡市など岩手県内で育ちましたが、県立盛岡中学校（現在の盛岡第一高等学校）在学中に聴力を失い、これをきっかけに画家の道を志しました。1929年（昭和4年）に上京した後、新宿区下落合に居住しました。下落合周辺は「池袋モンパルナス」と呼ばれ、多くの画家が住んでいました。雑誌「雑記帳」を創刊し、東郷青児、藤田嗣治らが寄稿しました。1941年（昭和16年）、美術雑誌「みずゑ」に『生きてゐる画家』に寄稿し、戦争協力に反対する姿勢を示しました。盛岡市にある「岩手県立美術館」には「松本竣介展示室」があり、『序説』『黒い花』『人』などの作品が所蔵されています。岩手県立美術館には、盛岡市を含む岩手県にゆかりのある画家の作品を多く所蔵しています。

絵画買取を専門とする我楽洞では、盛岡市において希少性の高い絵画作品をはじめ、著名画家が描いた作品を出張買取させて頂いております。その他、遺品整理や生前整理などでお手持ちのお品物を売却される際は、是非お声掛け下さいませ。熟練の鑑定士がお伺いさせて頂きます。

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【盛岡市の絵画買取対象作品】
日本画、洋画、現代アート、リトグラフ、掛け軸、浮世絵、版画、仏画、山水画、花鳥画、木版画、屏風、書、襖絵、ガラス絵、板絵、エッチング、シルクスクリーン、色紙、短冊、古文書、和本、手紙、葉書、古書、地図、肉筆、古筆、画賛、版画、油絵、水彩画、中国絵画、中国掛け軸、朝鮮絵画、その他希少価値が高い歴史的な絵画作品、その他有名作家作品

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「日本画」「洋画」「工芸」作品の鑑定をおこなっており、厳正かつ公平、科学的鑑定や専門家の見解を元に鑑定結果で真作作品には鑑定証書が発行されます。 又、日本画家15名・洋画家7名の著作権管理も行い、海外からも高い評価をうけており、日本国内の美術品の保存・活用ならびに美術の普及活動にも力を入れている。

上記以外にも、同施設にて「東美特別展」「東美アートフェア」「東美正札会」「21世紀展」「済美茶会」など様々な催事を企画・運営もしております。

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