大阪府豊中市の絵画買取なら我楽洞

大阪府豊中市と絵画の歴史

豊中市は大阪府の中央に位置し、東は吹田市、西は尼崎市、南は大阪市、北は池田市や箕面市に面しています。大阪国際空港（伊丹空港）がある市として知られています。

豊中は、かつては「豊島」と呼ばれ、その由来は７世紀までさかのぼります。大化の改新(645)により摂津国豊島郡が設置されたのが始まりです。鎌倉時代以降は、承久の乱や応仁の乱などで戦いの地になりました。明治時代になり、明治維新の諸政策の結果豊中村が置かれ「豊中」の地名が誕生することになりました。戦後は大阪のベッドタウンとして発展してきました。

豊中市内には、多くの寺社がありますが、有名な寺院として西福寺があります。浄土真宗本願寺派の寺院です。この西福寺を有名にしている存在として「伊藤若沖」があげられます。西福寺が所蔵している重要文化財「紙本墨画蓮池図」は、伊藤若沖の作品の中で数少ない水墨画の作品です。この水墨画は、2021年８月から、京都国立博物館にある文化財保存修理所で３年かけて修復作業が行われることでも話題になりました。「紙本墨画蓮池図」は江戸時代後半の作品で、元々はふすま絵として描かれたものですが、1930年に行った修理の時に掛け軸に改められ、現在に至ります。

伊藤若沖は、18世紀の江戸時代の画家です。伊藤若沖は、狩野派の画家である大岡春トに師事したといわれていますが、現存している作品から狩野派の影響を見出すのは難しいといわれています。代表作「動植綵絵」は、30幅からなる作品で、動植物を描いた彩色画です。2016年に東京都美術館で開催された「生誕300年記念　若沖展」は大変な人気を博しました。大手アパレルメーカーのデザインにも採用されたこともありました。

伊藤若沖が影響を受けたとされる狩野派は、日本の絵画史上最大の流派で、室町時代に活躍した狩野正信を始祖として、時の権力者に仕えながら、およそ400年にわたり活動を続け、日本の美術史に大きな影響を及ぼしました。狩野派の代表的な人物としては、歴史の教科書にも掲載されている「唐獅子図屏風」の作者である狩野永徳、「龍虎図屏風」で有名な狩野山楽、江戸時代から明治時代にかけて活躍し、「白雲紅樹」が代表作として知られる橋本雅邦らの名前があがります。

【豊中市の絵画買取対象作品】
日本画、洋画、現代アート、リトグラフ、掛け軸、浮世絵、版画、仏画、山水画、花鳥画、木版画、屏風、書、襖絵、ガラス絵、板絵、エッチング、シルクスクリーン、色紙、短冊、古文書、和本、手紙、葉書、古書、地図、肉筆、古筆、画賛、版画、油絵、水彩画、中国絵画、中国掛け軸、朝鮮絵画、その他希少価値が高い歴史的な絵画作品、その他有名作家作品

絵画を専門に数十年に渡る鑑定実績をもつ、熟練鑑定士が豊中市のご自宅に出張査定させて頂きます。事前の絵画簡易査定をご希望の場合は、メールもしくはLINEにて売却希望の絵画作品の画像をお送り下さいませ。お品物のご説明と簡易査定額をご提示させて頂きます。

我楽洞は、東京美術商協同組合員です。

東京美術商協同組合とは？

明治40年に、美術書画骨董商の有識者が集まり株式会社東京美術倶楽部が設立されました。
「日本画」「洋画」「工芸」作品の鑑定をおこなっており、厳正かつ公平、科学的鑑定や専門家の見解を元に鑑定結果で真作作品には鑑定証書が発行されます。 又、日本画家15名・洋画家7名の著作権管理も行い、海外からも高い評価をうけており、日本国内の美術品の保存・活用ならびに美術の普及活動にも力を入れている。

上記以外にも、同施設にて「東美特別展」「東美アートフェア」「東美正札会」「21世紀展」「済美茶会」など様々な催事を企画・運営もしております。

大阪府豊中市の絵画出張買取り対応地域

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