茶道具と神奈川県逗子市の歴史
逗子市は山間から相模湾にかけて広がる平地を中心に、5万6000人ほどが暮らします。市街地を流れる田越川は相模湾に注ぎ、水源は東端の逗子インターチェンジ付近です。この辺りは住宅地・逗子グリーンヒルが形成されている山間の峠地帯で、田越川は逗子市内を横切るJR横須賀線と並ぶようにして西へと下ります。JR東逗子駅を通過した先に流れ出るのが、逗子市の中心部です。田越川の両翼に京急逗子線の逗子・葉山駅と、逗子の由来を持つとされる「延命寺」があります。JR逗子駅も、すぐそばです。
この界隈には逗子市役所をはじめ、市民交流センターや市立図書館、メディアに取り上げられたことで話題上昇中の“茶寮”などが集まります。また市民交流センターでは、裏千家流による茶道教室が好評です。逗子・葉山駅の南口から逗子海岸までは1kmにも満たない距離です。弧を描いた砂浜の逗子海岸は、その全長から地元で「ハーフマイルビーチ」と親しまれている、逗子市随一の観光レジャースポット。6月末に海開きをするのが毎年の恒例で、海に浮かぶ巨大レジャー施設「ウォーターパーク」が人気を博します。
そんな逗子海岸から、西側の小高い2つの山を越えると、今度はクルージングのメジャースポットも。クルージングやヨット、ダイビングといったマリンスポーツにとどまらず、漁業も盛んな小坪地区です。クルーズや漁船での海釣り、はたまたウインドサーフィンを楽しんだり、豪華なマリーナで海上ウェディングを満喫したり多彩なシーンが揃います。ちなみに正月に行う「初詣クルーズ」や「イタリアンおせち」に見られる、冬の逗子市も展開中です。
逗子市で茶道具買取を専門とする我楽洞では、これまで希少性の高い茶道具をはじめ、有名な作家や職人が制作した茶道具を出張買取させて頂いております。また、「遺品整理をしていたら古い茶道具が出てきた」、「引越しをするため片付けをしていたら茶道具があった」などお手持ちの茶道具を整理したい際は、我楽洞にご連絡ください。
お手元にある大切な茶道具は、専門の鑑定士にお任せいただいた方が傷つけることなくより高い金額で査定ができます。数十年に渡る鑑定実績をもつ、我楽洞の茶道具専門の鑑定士がご自宅にうかがって、大切な茶道具を出張査定および買取をさせて頂きます。
主な買取対象の茶道具としては、茶碗・茶杓・御風炉・釜・茶掛けなど幅広くあります。その中には、三千家ゆかりのものや著名な茶人が愛用した茶道具、千家十職と称される職人たちによって作られた茶道具も含まれます。また、中国や朝鮮など外国で作られた茶道具も買取対象です。茶道具を売るなら、業界有数の買取実績があり、国内最高峰の美術商の組合「東京美術商協同組合」に加盟している「我楽洞」へお任せ下さい。
事前の茶道具簡易査定をご希望の場合は、メールもしくはLINEにて売却希望の茶道具作品の画像をお送り下さいませ。お品物のご説明と簡易査定額をご提示させて頂きます。
逗子市で買取対象の主な茶道具
茶碗、茶杓、御風炉、茶掛、花入、棗、蓋置、水指、風炉先、御釜、茶入、香炉、香合、菓子器、銘々皿、炉縁、茶棚、急須、建水、茶托、鉄瓶、土瓶、帛紗、書付もの、その他茶道具
千家十職の茶道具
表千家、裏千家、武者小路千家、遠州派、江戸千家、上田宗箇流、織部流、石州流、藪内流、その他の流派の茶道具
主な流派の茶道具
千利休、利休七哲、蒲生氏郷、細川忠興、古田重然(織部)、牧村利貞(兵部)、高山右近(重友)、芝山宗綱(監物)、前田利長、瀬田正忠、鎌倉時代の茶人、室町時代の茶人、安土桃山時代の茶人、江戸時代の茶人、明治時代の茶人、大正時代の茶人、昭和時代の茶人、その他有名な茶人
茶人が愛用した茶道具
樂吉左衛門、大西清右衛門、中村宗哲、駒沢利斎、中川浄益、土田友湖、奥村吉兵衛、飛来一閑、黒田正玄、西村(永楽)善五郎
海外で作られた茶道具
中国茶道具、朝鮮茶道具、外国の茶道具
その他、希少価値が高い茶道具、その他有名作家や職人の茶道具を買い取りしております。
逗子市での強化買取中の茶道具作家
飛来一閑
飛来家は一閑張細工師の家系であり、千家十職の一つである飛来一閑(ひき いっかん)の代々の当主が襲名しています。彼らは一閑張の技法を使い、茶道具や漆工芸品を制作してきました。飛来家は明から日本に渡り、千宗旦から注文を受けるようになり、表千家の御用細工師となりました。一閑張細工は、紙を重ね貼りして漆を塗る技法で、茶道具の棗や香合などを作るために用いられます。飛来家は京都に拠点を置き、現在は16代目が当代を務めています。一閑張細工は丈夫で重厚な漆工芸品であり、高級料亭や人形やお面などに使用されています。
樂吉左衛門
樂吉左衛門(らく きちざえもん)は、安土桃山時代から450年以上続いている樂焼茶碗の当代が襲名する名称です。樂家は茶碗づくりの名門で、千家十職の一つです。樂茶碗は代々、一子相伝のスタイルを継承し、「手づくね」といわれる制法を用います。
十五代目(本名:光博)は2019年に代替りし、「直入」と名乗りました。直入の作品は「樂美術館」で展示され、その他にも「金剛能楽堂」「頴川美術館」「佐川美術館」でも樂焼に触れることができます。特に「佐川美術館」は吉左衛門を含む3人の名前が付いた美術館で、日本画家や彫刻家の作品が展示されています。直入は陶芸家だけでなく、建築家としても才能を発揮し、数々の建築賞を受賞しました。2018年、彼と漫画家の松井優征の対談も話題となりました。