茶道具と千葉県千葉市の歴史
“最後の100万都市”として注目されている、千葉県千葉市。6つの区から成り立ち、約97万人が暮らします。話題性に富んだ幕張新都心を抱え、ハイレベルな文化的施設を揃えるのが千葉市の特徴です。美浜区の幕張新都心は幕張メッセを皮切りに開けたエリアで、外資系を中心とするオフィスビルが立ち並びます。幕張メッセは東京ビッグサイトと並ぶ、日本屈指の国際展示施設です。音楽フェスから、IT製品やフード系のイベントまで、大規模かつ幅広い展示会が開催されます。
また稲毛海岸に面したZOZOマリンスタジアムと、100店舗以上が集まる三井アウトレットパーク幕張も、千葉市の幕張エリアを支える定番スポットです。ZOZOマリンスタジアムはプロ野球・千葉ロッテマリーンズの本拠地で、立地特有の“浜風”が吹き荒れる名物球場として知られています。
これら湾岸エリアでは、ZOZOマリンスタジアムと浜続きの稲毛海浜公園も、千葉市ならではのレジャースポットの1つ。メインは県下最大級のウォータースライダーを擁する、6種類のプールです。専用ゲートを通じてフリーパス的に“稲毛の浜”と行き来できることから、利用者層は埼玉や栃木など県内規模にとどまりません。
そんな千葉市には、里山体験が満喫できると評判のレジャースポットも。千葉市緑区の自然緑地に広がる、昭和の森です。その敷地面積は東京ディズニーランドの倍以上と圧巻のスケール。田植えをはじめとする里山体験はもちろん、キャンプ場や野球場、アスレチック広場など、アウトドアが充実する緑地公園です。
実は千葉市を代表する文化的施設が、この昭和の森を背負う場所にあります。緑区あすみが丘ニュータウンに佇む、写実絵画に特化したホキ美術館です。2010年に、日本で初めて写実絵画を専門に扱う美術館としてオープン。日本の作家を中心に、海外コレクションも少なくありません。ホキ美術館以外では千葉市美術館、本格的な数奇屋建築を施した茶室が自慢の茶道会館、千葉市科学館も定評があります。
中央区の千葉市美術館は黒田清輝や草間彌生といったコレクションの水準が高く、その評価は日本でトップクラスです。茶道会館は千葉都市モノレールの穴川駅付近にあり、茶道教室の開催から茶道具の販売まで、多方面なアプローチで知名度を確立させています。千葉市科学館は1000万を超える星をリアルに届ける、プラネタリウムが見どころの1つです。
千葉市で茶道具買取を専門とする我楽洞では、これまで希少性の高い茶道具をはじめ、有名な作家や職人が制作した茶道具を出張買取させて頂いております。また、「遺品整理をしていたら古い茶道具が出てきた」、「引越しをするため片付けをしていたら茶道具があった」などお手持ちの茶道具を整理したい際は、我楽洞にご連絡ください。
お手元にある大切な茶道具は、専門の鑑定士にお任せいただいた方が傷つけることなくより高い金額で査定ができます。数十年に渡る鑑定実績をもつ、我楽洞の茶道具専門の鑑定士がご自宅にうかがって、大切な茶道具を出張査定および買取をさせて頂きます。
主な買取対象の茶道具としては、茶碗・茶杓・御風炉・釜・茶掛けなど幅広くあります。その中には、三千家ゆかりのものや著名な茶人が愛用した茶道具、千家十職と称される職人たちによって作られた茶道具も含まれます。また、中国や朝鮮など外国で作られた茶道具も買取対象です。茶道具を売るなら、業界有数の買取実績があり、国内最高峰の美術商の組合「東京美術商協同組合」に加盟している「我楽洞」へお任せ下さい。
事前の茶道具簡易査定をご希望の場合は、メールもしくはLINEにて売却希望の茶道具作品の画像をお送り下さいませ。お品物のご説明と簡易査定額をご提示させて頂きます。
千葉市で買取対象の主な茶道具
茶碗、茶杓、御風炉、茶掛、花入、棗、蓋置、水指、風炉先、御釜、茶入、香炉、香合、菓子器、銘々皿、炉縁、茶棚、急須、建水、茶托、鉄瓶、土瓶、帛紗、書付もの、その他茶道具
千家十職の茶道具
表千家、裏千家、武者小路千家、遠州派、江戸千家、上田宗箇流、織部流、石州流、藪内流、その他の流派の茶道具
主な流派の茶道具
千利休、利休七哲、蒲生氏郷、細川忠興、古田重然(織部)、牧村利貞(兵部)、高山右近(重友)、芝山宗綱(監物)、前田利長、瀬田正忠、鎌倉時代の茶人、室町時代の茶人、安土桃山時代の茶人、江戸時代の茶人、明治時代の茶人、大正時代の茶人、昭和時代の茶人、その他有名な茶人
茶人が愛用した茶道具
樂吉左衛門、大西清右衛門、中村宗哲、駒沢利斎、中川浄益、土田友湖、奥村吉兵衛、飛来一閑、黒田正玄、西村(永楽)善五郎
海外で作られた茶道具
中国茶道具、朝鮮茶道具、外国の茶道具
その他、希少価値が高い茶道具、その他有名作家や職人の茶道具を買い取りしております。
千葉市での強化買取中の茶道具作家
松平不昧
松平不昧(まつだいら ふまい)は、松江藩の七代目藩主であり、江戸時代を代表する茶人でもありました。不昧は藩の財政再建に尽力し、「松江藩中興の祖」と称されました。同時に茶の湯や禅学にも熱心に取り組み、伊佐幸琢に師事し石州流を学びました。藩政の成功後は茶道具の収集に情熱を注ぎ、収集品は「雲州名物」と呼ばれ900点以上のコレクションを持ちました。
また、彼は「不昧流」という武家茶道の流派を確立し、気取らずに茶を楽しむスタイルが特徴でした。また、彼の思想が詰まった茶室「菅田菴」は重要文化財となり、松江市の人気スポットとなっています。
奥村吉兵衛
奥村吉兵衛(おくむら きちべえ)は、歴代の三千家に掛軸、風炉先屏風、釜の敷物の一種である「紙釜敷」などを納めてきた家系で千家十職の表具師の名門です。
奥村家は、加賀藩前田家に仕えたのち、京都で表具屋として活動し、表千家に引き立てられました。現在は十二代目が当主で、京都市中京区に仕事場を構えています。表具師は、絵画や書などを布や紙を使って保存するために掛け軸や巻物に仕立てることや、屏風や襖などの仕立てから修理を行う職人で、表装技能士の国家資格も存在します。職業訓練校などで育成され、大戦後からその役割が重要視されています。